2014年総括記

本年最後の投稿となりました。ですので、年を締めくくるご挨拶とさせて頂きます。

今年も様々な話題に欠かない一年となりました。四年おきに冬季オリンピックとサッカーワールドカップが重なるため、スポーツが盛んだった印象を強く受けます。

物理学の分野でノーベル賞を受賞したことは記憶に新しいですが、これだけ話題になってもそれ程驚かなくなったのは日本の研究が世界に高く評価され、表彰されることがもはや当然の事になったからではないでしょうか。一方で、経済学や文学の分野は世界で脚光を浴びるまでには至ってはいません。その理由は異なると思いますが、文学に関しては、日本の文化が世界に浸透していくことによって、正しい評価を受けるはずです。

それと政治の動向が一年を通して何かと気になりました。現役大臣の2人がほぼ同時期に辞任したことは大きく取り上げられました。騒動の発端となった事件は些細なことでしたが、ついには大臣を退く始末となりました。改めて思うに、政治家にとって、国会議員の席は必要でも大臣のポストは不要なのでしょうか。国民にとっては逆だと思うのですが。そして、つい先日の事ですが衆議院選挙もありました。結果的に与党の盤石な体制と野党の不安定さを明らかにした選挙でした。このタイミングで開選したことが正しかったのかはわかりませんが、自民党としては今後の山のようにある政策を潤滑に進めていくうえでプラスに働かせる考えでしょう。いずれにせよ、日本の行方を左右する事案に関しては、損失を補てんするためにも決断は早い方が絶対いいので、先送りするのではなく責任を持って実行してもらいたいものです。

短いですが今年を少し反芻しました。来年も明るい世界が迎えていることを願います。なお、インフルエンザにお気をつけ下さい。